第20巻4412番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4412番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4412番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(陳防人悲別之情歌一首[并短歌]) |
原文 | 之麻可氣尓 和我布祢波弖C 都氣也良牟 都可比乎奈美也 古非都々由加牟 |
訓読 | 島蔭に我が船泊てて告げ遣らむ使を無みや恋ひつつ行かむ |
かな | しまかげに わがふねはてて つげやらむ つかひをなみや こひつつゆかむ |
英語(ローマ字) | SHIMAKAGENI WAGAFUNEHATETE TSUGEYARAMU TSUKAHIWONAMIYA KOHITSUTSUYUKAMU |
訳 | 島陰に私の船が停泊したが、海上ではここの様子を告げて故郷に知らせる使いは無く、このまま故郷に思いを馳せながら航海を続けることになろう。 |
左注 | 二月廿三日兵部少輔大伴宿祢家持 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月23日、年紀、作者:大伴家持、防人歌、望郷、同情、恋情 |